人生を変えるほどの漫画に出会いたい
そう思いネットで検索してみるが、「ワンピース」や「スラムダンク」などの超有名漫画(定番)で読んだことあるものばかりだった
そんな中、「はだしのゲン」が【人生の教科書になったと思える漫画ランキング】の10位にランクインされているのを目に止まり読んでみた
結果、めちゃくちゃ引き込まれて読み漁っていました
まじで面白すぎる。
絵が古臭そうで読めないと思ったら大きな間違い。
ゲンたちは次どうなるんだろう?と展開が気になってしょうがない漫画でした。
そして、ゲンのたくましい生き様に毎巻胸をうたれました
この感動を残したいし、伝えたい
僕がはだしのゲンから学んだ、大きな教訓を3つお伝えさせてください
はだしのゲンから学んだ大きな教訓3選
1.目の前の困っている人を見捨てない、やさしい心
ゲンは自分が大変な状況の中でも、自分のできる精一杯の事で目の前の人を助けます。
そして、人はゲンに勇気づけられたり、ゲンのやさしい心(思いやり)に感動したりします。
ゲンをみて大人になった自分を振り返ると、昔の方がもっと素直にやさしい心で行動してたと思いました。
今は欲が大きく自分の損得ばかり考える打算的な面が強くなりました。また、いい人や正直ものは馬鹿をみるんじゃないかという考えも自分の中にあります。
しかし、ゲンの困っている人を助ける事ができて自分も嬉しいという喜びを大事にしようと思いました。
欲が大きい打算的な心を減らしていき、自分の力が役に立てたり、与える幸せを噛み締めたいです。
2.生きる為に色んな仕事を必死でやること
ゲンは小中学生の遊びたい盛りのなか、家計を助ける為に色々な仕事をします。
仕事をやりたいかどうかで選り好みしている自分に対して、さまざまな仕事にチャレンジしているゲンを尊敬し、色んな仕事を選べる今はかなり恵まれていると痛感しました
自分の可能性を否定せず、ゲンのようなバイタリティでまずは仕事や趣味をやってみる
頭を使い、活路を見い出し続けるゲンに生きる気概をもらいました
3.辛くても、死ぬ気で生きること
いい仕事を探していたゲンはおじさんに声をかけられ、政二さんという被爆した大学生の面倒を3円でみることになる。(3円は1980年代だと3000円ほど)
政二さんは絵の才能があって家族に未来を嘱望されていたが、被爆で手を悪くしてしまい絵が書けなくなってしまった
家族からも「ピカの毒がうつる」「オバケ」だと煙たがられる毎日
夢を失くし人から嫌がられて、生きるのに絶望する政二さんに対し、ゲンだけが政二さんに真っ向から向き合い、叱咤激励の言葉をかけます
死ぬ気になれば手がつかえなくても、口でも絵はかけるわい あまったれるな
生きる希望を作ってくれた、ゲンの言葉に心が大きく奮い立ちました
死ぬ気になれば…か俺も甘えが多い、まだまだやれる!
ゲンの父の名言を引用します。本書の伝えたいメッセージでもあります
元 おまえは 麦になれ きびしい冬に芽をだし ふまれて ふまれて つよく 大地に 根をはり まっすぐにのびて 身をつける 麦になれ
ヒトも厳しい状況にあっても、麦のように負けずに強く生きなさい。
被爆してつらい思いをしてもたくましく生きる。ゲンが教えてくれました
まとめ
ゲンから多くの事を学び、生きる勇気や気概をもらいました
- 目の前の困っている人を見捨てない、やさしい心
- 生きる為に色んな仕事を必死でやること
- 辛くても、死ぬ気で生きること
ゲンのおかげで、人生をたくましく生きように変えることができた
自分の生まれた環境や国で、人生が決まる要因として事実大きいだろう
恵まれない環境の人が恵まれる人を羨むのもわかる
だけども、不満を口にし続けても、変わらないしかっこ悪い
だから、運命に抗うように死ぬ気でいまを生きるしかない
作者の中沢啓治さん、どうもありがとうございます